猫たちのトイレ事情については、比較的に簡単といっていいと思います。
猫は砂のようなやわらかい地面を少し掘り、そこに用を足して、排泄物の上に砂をかぶせる、といった本能があります。
それは、外敵から身を隠すためだそうです。
しかもキレイ好きですから、よっぽどのことがない限り粗相をすることもなく、あとは自分で舐めて清潔にします。
ではトイレ事情、順番に見ていきます。
<トイレの設置>
まずトイレの場所ですが、猫側からは比較的静かで人の目に触れにくいところで、
人間側からは目が届き掃除するのに楽なところという意見があると思います。
なるべく満たすところを見つけるべしデス。
トイレ本体は、売り場に行けばいろいろなタイプがあり、結構大きいドーム型のものから簡易なトレー型のもの、そのほか脱臭機能に優れたシステムトイレなどいろいろ出ています。
トイレに入れる猫砂もいろいろ出ていますよ。
材質が、紙、木、おからといったもので、尿などを固めて燃やせたり流せたりできるようになっています。
その他、システムトイレの猫砂は固めないものですね。
猫を保護したなど急な場合は、ダンボールに新聞紙を裂いたものでも大丈夫です。
<トイレのしつけ>
猫へのトイレのしつけは、先にトイレを設置し、場所を教えてあげるだけで、あとは本能にしたがってやってくれます。
子猫の場合は、そわそわしだしたら、つかまえて猫砂の上に置いてあげるようにします。
ちゃんとできたときは、ほめてあげるのを忘れずに♪
あと、先住の猫がいる場合は、先輩が教えてくれることがあります。
うちでは、ノラ猫から家に入ったルナちゃんの場合、トイレに連れて行って、「ここだよ~」って場所を教えてあげたら、1回で覚えてくれました。
そしてそれからは、きちんとやってくれます。
こまちゃんは赤ちゃんのころから家で育てていますが、ルナちゃんがトイレの方法を見せて教えていましたね。
ただ、ルナもこまも、現在は1日の半分以上お外で自由にしていますので、家のトイレを使用するのは、雨が続いたりして外に長時間出なかったときのみ(どうも外で用を足す方が気持ちいいみたいです)、そのときは猫砂がこんもり盛られています。
猫ちゃんへのトイレのしつけはスムーズなはずですが、
もし、うまくいかない場合は、トイレの形状や砂、環境との相性がよくないのではないかと思います。
うちのルナちゃんの場合、最初紙製の小さな猫砂を使っていて、あるとき木製で軽く大きめのひのきの香りがする猫砂に変えるといやがりました。
猫ちゃんによって、トイレや猫砂に好みがありますので、お互いに相談し合い?ながら決めていってください。
<トイレ掃除>
これは人間にとって重要ポイントです。
猫はキレイ好きなため、排泄物をそのままにしておくのはダメ。
トイレが汚れていると使用しなくなることもあるようです。
また、次にトイレに来たときに、掘り起こしてしまったりすることもありますので、できれば排泄ごと毎回、せめて1日1回はがんばって掃除をしましょう!
掃除がトイレ内だけならまだいいのですが、固めるタイプの猫砂は大体飛び散りますねー。
猫ちゃんによって、最後の砂をかぶせるときに、勢いよくやる子や、肉球に砂が付いて出ちゃっうこともあり、こんなところに猫砂!ということもよくあります。
さらにひどいのは、うちのこまちゃんがまだ数か月と小さいとき、猫砂の中で興奮して遊んでいました。
もし複数の猫ちゃんがいる場合、トイレはできれば1匹1トイレ以上(うわ~)が望ましいようですが、なにしろ場所を取ります。
そこを1トイレでまかなう場合は、毎度掃除する必要があります。
ちなみにうちでは、トイレの掃除には、100均で購入したプラスチックのキッチンのターナーとスプーンを使っています。
掃除は面倒ではありますが、お互いの気持ちよい生活のためにも、がんばるしかありません。